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ブリタ・クリンスイ・トレビーノ、1個あたり150〜600L

ブリタ・クリンスイ・トレビーノ、1個あたり150〜600L

この記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。

浄水ポットのカートリッジを買うとき、まず目に入るのは「3ヶ月に1回」「4週間に1回」といった交換の目安です。ところがその月数は、各社がそれぞれ別の使用量を前提にして出しているため、そのまま横に並べても同じ条件になりません。この記事では、ブリタ・クリンスイ・トレビーノの3社が公表しているポット型カートリッジの総ろ過水量を突き合わせ、1日に使う量をこちらでそろえたときに1個が何日もつのかまで出します。その総ろ過水量という数字が、どこで書き方まで決められているのかも確認します。

先に結論

3社の公表値では、カートリッジ1個で通せる水の量はブリタ150L、クリンスイ200L、トレビーノ600Lでした。交換の目安は4週間に1回・3ヶ月・6ヶ月ですが、その前提の使用量が1日5.3L・2L・3Lとばらばらなので、月数だけを見比べることはできません。1日3Lにそろえて割ると、1個が持つのは約50日・約67日・約200日という計算になります。

この記事の調べ方

この記事は、パッケージへの表示が家庭用品品質表示法で義務づけられている項目と、メーカー・業界団体が公表している目安を突き合わせたものです。編集部は製品を実際に使用しての評価は行っていません。計算方法は計算方法に記載しています。

この記事では販売価格の金額を載せていません。価格は各商品の販売ページで確認してください。浄水ポットのカートリッジについて公表されている項目と、数えられる回数だけで組み立てています。

目次

カートリッジ1個で何L使えるかは、どこに書かれているのか

浄水器は家庭用品品質表示法の対象品目で、表示すべき事項が10項目定められています。そのうち「浄水能力」と「ろ材の取替時期の目安」の2つが、カートリッジ1個がどれだけ持つかに直接あたる項目です。

品目 表示すべき事項の数 カートリッジ1個の持ちに直接あたる表示事項
浄水器 10項目 浄水能力/ろ材の取替時期の目安

出典:消費者庁「家庭用品品質表示法」の品目ページ(浄水器)を2026年8月8日に確認し、表示すべき事項を当サイトが数えて作成

注目したいのは、浄水能力という項目の中身です。消費者庁の品目ページでは、除去対象物質の種類ごとに総ろ過水量をリットル単位で書き、除去率80パーセントである旨と、JIS S3201または同規格の附属書Aに基づいて測定した試験結果である旨を付記すると定められています(2026年8月11日確認)。「1個で何リットル」という数字は、各社が売り文句として作ったものではなく、書き方まで決められている表示項目です。だから3社の数字を同じ物差しとして並べられます。

参考までに、この対象になっている105品目の「表示すべき事項」の見出しを当サイトで検索したところ、「容量」を含む品目は13、「能力」を含む品目は3でした(エアコンディショナー、電気パネルヒーター、浄水器の3つです。2026年8月8日取得のページで集計)。容量のほうはどれも器に一度に入る量です。使い切るまでに通せる量を数字で表示させているのは、確認できた範囲では浄水器の浄水能力だけでした。カートリッジの持ちを数字で比べられるのは、そういう事情によります。

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「総ろ過水量」という数字が意味していること

浄水器に表示が義務づけられていること

浄水器は、家庭用品品質表示法によって材料の種類、ろ材の種類、ろ過流量、使用可能な最小動水圧(供給された水を貯留して使用するものを除く)、浄水能力、回収率(ろ材の種類が逆浸透膜のものに限る)、ろ過水容量(回分式浄水器のうち、ろ過水を貯留するものに限る)、ろ材の取替時期の目安、使用上の注意、表示者名等の付記の表示が義務づけられています(表示すべき事項は10項目)。この品目が指しているのは「飲用に供する水を得るためのものであって、水道水から残留塩素を除去する機能を有するものに限る。 業務用、非常時用、アウトドア用、浴槽用、シャワー用や河川水や井戸水を原水としているものは除く。 カートリッジ等についても単体で販売される場合は対象となる。」です。

このうち許容範囲が定められているのは次の項目です。ろ過流量:表示したろ過流量に対して-5%以内 / 使用可能な最小動水圧(供給された水を貯留して使用するものを除く):表示した最小動水圧に対して+10%以内 / 浄水能力:表示した総ろ過水量に対して-10%以内 / 回収率(ろ材の種類が逆浸透膜のものに限る):表示した回収率に対して-10%以内 / ろ過水容量(回分式浄水器のうち、ろ過水を貯留するものに限る):表示したろ過水容量に対して-0%以内。この一覧のうち、数値が別の表や規格の側に書かれている項目については、この枠の下にあるリンク先の品目ページで元の値をたどれます。

表示のしかたについては、次のように定められています(消費者庁の品目ページの記載どおり)。

  • 最小販売単位ごとに、消費者の見やすい箇所に分かりやすく記載する。 ※ただし、使用上の注意については、本体から容易に離れない方法(ラベルの貼り付け、ゴムやひもでの結合等)により表示する。
  • 交換用ろ材が販売される場合は、「材料の種類」「ろ材の種類」「浄水能力」「ろ材の取替時期の目安」「使用上の注意」を表示する必要がある。
  • 逆浸透膜の交換用ろ材の場合は、「回収率」を表示する必要がある。

出典:消費者庁「家庭用品品質表示法 浄水器」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/zakka/zakka_34.html 2026年8月8日確認)

ここは誤解されやすい点です

浄水器に決まっているのは、総ろ過水量をリットルで書くこと、除去率80パーセントである旨と試験の規格を添えること、そして取替時期の目安を分かりやすく書くことです。書き方の決まりであって、水の仕上がりを国が判定しているわけではありません。同じ浄水器なら、どの会社の製品にも同じ義務がかかります。

総ろ過水量の許容範囲は、上の引用のとおり「表示した総ろ過水量に対して-10%以内」です。表示された量ちょうどを保証する数字ではなく、下回る側に幅がある、という意味になります。

たとえば150Lという表示なら、135L以上は通せるというところまでが表示の意味です(150Lから1割を引いた数字で、当サイトが計算したものです)。

この記事が法律を持ち出しているのは、各社のリットル表示を同じ物差しで並べてよい、というところまでです。どのカートリッジが良いかまでは、ここからは出てきません。

ここから読めるのは、各社が出しているリットルの数字が、同じ試験方法に紐づいた同じ意味の数字だということまでです。数字が大きいほど水の質が上がる、という意味ではありません。総ろ過水量は除去率80パーセントを保てる量として測られたもので、水の仕上がりの良し悪しを表す数字ではないからです。

交換用のカートリッジだけを買うときも、表示は付いてくる

見落としやすいのが、品目の定義の最後の一文です。「カートリッジ等についても単体で販売される場合は対象となる」と書かれています。そして表示のしかたのほうには、交換用ろ材が販売される場合は「材料の種類」「ろ材の種類」「浄水能力」「ろ材の取替時期の目安」「使用上の注意」を表示する必要がある、と定められています。本体を買わずカートリッジだけを買う場合でも、総ろ過水量と取替時期の目安はパッケージから読めることになります。

逆に、水の味や口当たり、ろ過にかかる時間、ポットの注ぎやすさは、表示すべき事項に入っていません。パッケージを見比べても、そこは出てきません。

1日に使う量をそろえると、1個は何日もつか

この記事の前提

1年あたりの本数は、公表されている交換の目安から「12ヶ月 ÷ 目安の月数」(日数で公表されているものは「365日 ÷ 目安の日数」)で当サイトが計算したものです。実際の交換間隔は使い方によって変わります。

公表されている交換の目安は、各社がそれぞれ別の1日の使用量を前提に置いています。そのままでは同じ条件になりません。そこでこの記事では、1日2L・1日3L・1日5Lという条件をこちらでそろえ、公表されている総ろ過水量をその使用量で割った日数も並べています。この条件は当サイトが置いたもので、メーカーが定めた使用量ではありません。

販売価格の金額は、この記事には載せていません。この記事で扱うのは、表示されている項目と、数えられる回数までです。

対象 総ろ過水量(L) その目安が前提にしている1日の使用量(L) 公表されている除去物質数 公表されている交換の目安 1年あたりの個数
ブリタ マクストラプロ ピュアパフォーマンス 150 5.3 15+1項目 4週間に1回 13個
クリンスイ CPC5W(ポット型) 200 2 17+3 3ヶ月 4個
トレビーノ PTC.SLV(ポット型) 600 3 17項目 6ヶ月 2個

150L ÷ 1日2L = 約75日(ブリタ マクストラプロ ピュアパフォーマンスの場合。この日数が、あとで価格を割るときの分母になります)

対象 1日2L使う場合 1日3L使う場合 1日5L使う場合
ブリタ マクストラプロ ピュアパフォーマンス 約75日(1年に約4.9個) 約50日(1年に約7.3個) 約30日(1年に約12.2個)
クリンスイ CPC5W(ポット型) 約100日(1年に約3.6個) 約67日(1年に約5.5個) 約40日(1年に約9.1個)
トレビーノ PTC.SLV(ポット型) 約300日(1年に約1.2個) 約200日(1年に約1.8個) 約120日(1年に約3.0個)

出典:各社が公表している総ろ過水量(末尾の出典・確認日を参照)を、1日2L・1日3L・1日5Lという条件で当サイトが割って作成(1日2Lなどの条件は当サイトが置いたもので、メーカーが定めた使用量ではありません)。1個が持つ日数=総ろ過水量÷1日の使用量、1年あたりの個数=365日×1日の使用量÷総ろ過水量/集計日 2026年8月11日

上の1つ目の表で見てほしいのは、交換の目安として公表されている月数が、そのままでは横に並べられないことです。ブリタの4週間は1日5.3L、クリンスイの3ヶ月は1日2L、トレビーノの6ヶ月は1日3Lという、それぞれ違う使用量を前提にした数字だからです。前提を確かめずに月数だけを比べると、多く使う想定で書かれているものほど短命に見えてしまいます。

2つ目の表は、1日に使う量を当サイトのほうでそろえたものです。1日3Lで見ると、1個が持つのは約50日・約67日・約200日。1日5Lまで増やすと約30日・約40日・約120日まで縮みます。どの条件でも並び順は変わりませんでしたが、日数そのものは前提しだいで2倍以上動きます。自分の家がどの列に近いかを先に決めないと、この数字は使えません。

1つ目の表の右端にある「1年あたりの個数」は、各社の目安どおりに替えた場合の数です。前提の使用量が違うので、この列を3社で見比べる意味はありません。横に並べて読めるのは、総ろ過水量と、条件をそろえた日数のほうです。

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価格や在庫は各サイトでご確認ください。当サイトは価格を掲載していません。

条件で変わる:1日の使用量と、家族の人数

表に置いた1日2L・3L・5Lという3段階は、当サイトが幅を示すために決めた条件で、統計にもメーカーの公表値にもありません。飲み水だけの世帯は左の列、ごはんやスープの水にも使う世帯は真ん中、家族でまとめて使う世帯は右の列に近づく、という読み方をしてください。

人数が増えれば1日に通す量も増えるので、同じカートリッジでも右の列に寄っていきます。1日2Lと1日5Lでは、同じカートリッジでも持つ日数が2.5倍違います。カートリッジの選び方より、自分の家の使用量のほうが結果に効くということです。

興味深いのは、各社が交換目安の前提に置いている使用量そのものが違うことです。クリンスイは1日2L、トレビーノは1日3L、ブリタは1日5.3L。同じポット型でも、想定している使われ方が同じではないと読めます。自分の使い方に近い前提で書かれたものを選ぶと、公表されている月数がそのまま目安として使いやすくなります。

もうひとつの条件は水そのものです。取替時期の目安が使用水量・水質・水圧によって変わることがある旨は、使用上の注意として表示すべき事項に含まれています(2026年8月11日確認)。東レも製品ページで、カートリッジの交換時期は使用水量・水質・水温・季節・地域などの使用状況により異なると書いています(2026年8月11日確認)。日付で管理するより、使った量で管理するほうが表示の意味に近い、ということになります。

除去物質数は、そのまま多い少ないで比べられない

3社が公表している除去物質の数は、ブリタが15+1項目、クリンスイが17+3、トレビーノが17項目です。数字だけを見れば差がありますが、数え方の根拠がそろっているかどうかは、確認できた範囲では確かめられませんでした。

ブリタは、15項目がJIS S 3201、1項目がJWPAS B 210による試験結果だと注記しています(2026年8月11日確認)。東レは17項目それぞれについて、物質名と、JIS S3201・同附属書A・JWPAS B.210のどれで測った結果かを製品ページに並べています(2026年8月11日確認)。クリンスイの製品ページには「除去物質数:17+3」と書かれていますが、17と3の内訳や試験の規格の記載は、当サイトが見た範囲では見つかりませんでした(2026年8月11日確認)。

そのため、この記事では除去物質数の多さを良し悪しとして扱いません。用途で分けるなら、気になる物質を名指しで確かめたい人は項目名まで公表されているページを見るのが早く、そこまで細かく決めていない人にとっては、この数字より総ろ過水量のほうが選ぶ材料になります。

ページに載っていない=表示が足りない、ではありません

家庭用品品質表示法が求めているのは製品や包装への表示であって、ウェブページへの掲載ではありません。ここで数えているのは、買う前にウェブ上で突き合わせられる範囲がどこまでか、というだけの話です。手元に製品がある場合は、パッケージの表示のほうが確実です。

表示から比べられないこと

水の味や口当たり、ろ過にかかる時間、ポットの注ぎやすさ、冷蔵庫のドアポケットへの収まり。どれも表示すべき事項の外側にあるため、この記事の比較には入れていません。編集部は製品を手元に置いての評価をしていないので、使い心地についての記述もありません。

ろ過流量は表示すべき事項に入っている項目ですが、3社の製品ページを見た範囲では、数値が載っていたのは東レのポット型のページ(0.3L/分)だけでした(2026年8月11日確認)。3社そろって同じ項目で比べられたのは、総ろ過水量と取替時期の目安の2つです。この記事が量の話に絞っているのは、そろった項目がそこだったからです。

どういう条件なら、どのカートリッジが向いているか

交換の回数をなるべく減らしたい人

総ろ過水量が大きいほど、1個が持つ日数は長くなります。この3つでは600Lと公表されているトレビーノのPTC.SLVが、1日3Lで約200日という計算です。ただしこの600Lは1日3Lを前提にした6ヶ月の目安と同じ根拠なので、1日5L使う家庭では約120日まで縮みます。カートリッジはPTシリーズの本体専用で、ほかのメーカーのポットには使えません。

短い周期で区切って替えたい人

ブリタは4週間に1回という短い周期で目安を出しています。曜日を決めて替える運用にしやすい単位です。ただしこれは1日5.3Lという多めの使用量を前提にした数字で、1日2Lなら約75日もちます。反面、条件をそろえて数えると1年に必要な個数はこの3つの中でいちばん多く、1日2Lで約4.9個になります。

いま持っている本体に合わせたい人

カートリッジは本体ごとに決まっているので、選べる範囲は先に本体で決まります。クリンスイのCPC5Wは、CP012・CP405・CP407などのポット型本体で使えると公表されています。ブリタのマクストラプロ ピュアパフォーマンスは、クラシックタイプを除くポット型・タンク型の全モデルに使えると公表されています。トレビーノのPTC.SLVはPTシリーズ用です(いずれも2026年8月11日確認)。

ここで正直に書いておきたいことがあります。3つを1つの表に並べたのは数字の読み方をそろえるためで、店頭でこの3つから選べるという意味ではありません。カートリッジは本体専用です。すでにポットを持っているなら、比べる相手は同じ本体に使える別タイプのカートリッジになります。たとえばクリンスイの本体では、同じCP012にCPC5WとCPC7Wのどちらも使えると公表されています(2026年8月11日確認)。本体からこれから選ぶ人だけが、この表を横に読む意味を持ちます。

もうひとつ。総ろ過水量が大きいほうが、1個で長く使えるのは確かです。それは1個あたりで通せる水の量が多いという意味であって、水の仕上がりが良いという意味ではありません。3社の除去項目の数え方がそろっていない以上、この記事から言えるのはそこまでです。

買うならどこか

この記事で比べたのは1個で通せる水の量までで、1Lあたりの金額は扱っていません。カートリッジは本体ごとに決まっているので、下の販売ページはいまお使いの本体に合うものだけを見てください(東レのものはカートリッジ単体ではなく、ポット本体の出品です)。

ブリタ マクストラプロ ピュアパフォーマンス(ポット型カートリッジ 8個セット)を扱っているお店


価格や在庫は各サイトでご確認ください。当サイトは価格を掲載していません。

クリンスイ CPC5W(ポット型カートリッジ 2個入り)を扱っているお店


価格や在庫は各サイトでご確認ください。当サイトは価格を掲載していません。

東レ トレビーノ PT307SLV(ポット型浄水器 本体)を扱っているお店


価格や在庫は各サイトでご確認ください。当サイトは価格を掲載していません。

水まわりのお金を、まとめて見直す

ここまでの数え方は、カートリッジを自分で買い足す方式のときのものです。1日3Lで見ると、1年に必要な個数はブリタが約7.3個、クリンスイが約5.5個、トレビーノが約1.8個でした。水道水を注いで使う浄水型のウォーターサーバーは、この「何個買い足すか」の部分を月々の定額に含める方式で、フレシャスはeveryの浄水カートリッジについて、交換は1年に1回で定期配送で届けると公表しています(2026年8月18日確認)。ただしそのカートリッジの総ろ過水量は、当サイトが確認した範囲では公表が見つかりませんでした。この記事の物差しである「1個で通せる水の量」で、ポット用のカートリッジと横に並べることはできません。

金額としてこの記事から比べられるのは電気代です。浄水ポットは電源を使わないので電気代はかかりませんが、ウォーターサーバーは置いている間ずっと電気を使います。フレシャスはeveryの1ヶ月の電気代を、製品仕様のページに掲載されている4機種で約401円から約623円と公表しています(いずれも「約◯円/月〜」という表記で、SLEEP/ECO機能を使用した場合・同社調べ。2026年8月18日確認)。1年に直すと約4,800円から約7,500円で、これは公表されている1ヶ月の金額に12を掛けて当サイトが計算したものです。掲載値には「〜」が付いているので、ここから上にどこまで動くかは掲載データからは読み取れません。月々の定額と合わせた総額でどちらが小さくなるかは、この記事では出していません。

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水まわりのリットルは、電気代にもつながっている

浄水ポットのリットルは「1個で通せる水の量」ですが、同じ水まわりには、リットルがそのまま電気代に効いてくる機器もあります。貯湯容量370Lのエコキュート837機種の年間電気代には26,600円から43,300円までの幅があり、10年では167,000円の差になることを、エコキュートの貯湯容量別に年間電気代を集計した記事にまとめています。

なお、浄水ポットとウォーターサーバーのどちらが向いているかは、この記事の数字だけでは決められません。ウォーターサーバーには、水のボトルを届けてもらう宅配水型と、水道水を注いで使う浄水型があり、方式によってかかるお金の内訳が変わります。比べるなら、カートリッジの個数ではなく、水の量あたりの支出と電気代を同じ土俵に置き直す必要があります。当サイトではまだその集計をしていないため、この記事では触れるにとどめます。

よくある質問

ブリタ・クリンスイ・トレビーノのカートリッジは、1個で何Lろ過できますか

各社が公表している総ろ過水量は、ブリタのマクストラプロ ピュアパフォーマンスが150L、クリンスイのCPC5Wが200L、トレビーノのPTC.SLVが600Lです(いずれも2026年8月11日確認)。いずれもポット型用のカートリッジです。

カートリッジの交換時期は何ヶ月ですか

公表されている目安は、ブリタが4週間に1回、クリンスイが3ヶ月、トレビーノが6ヶ月です。ただし前提となる1日の使用量がそれぞれ5.3L・2L・3Lと違うため、月数をそのまま比べることはできません(2026年8月11日確認)。

交換目安の月数を3社で見比べてもいいですか

そのままでは同じ条件になりません。前提の使用量が違うからです。比べるなら、総ろ過水量を自分の1日の使用量で割った日数のほうが同じ土俵になります。この記事では1日2L・3L・5Lの3通りで割った表を載せています。

1日2L使う場合、1個は何日もちますか

総ろ過水量を1日2Lで割ると、ブリタが約75日、クリンスイが約100日、トレビーノが約300日です。1年に必要な個数に直すと、それぞれ約4.9個、約3.6個、約1.2個になります。当サイトの計算です。

総ろ過水量は、必ずその量まで使えるということですか

浄水能力の許容範囲は「表示した総ろ過水量に対して-10%以内」と定められています(2026年8月11日確認)。表示された量ちょうどを保証するものではなく、下回る側に幅がある数字です。

150Lという表示なら、135L以上は通せるというところまでが表示の意味になります(1割を引いた数字で、当サイトが計算したものです)。

除去物質数が多いほうが良いのですか

この記事では、そのようには扱っていません。ブリタは15+1項目、クリンスイは17+3、トレビーノは17項目と公表していますが、17と3の内訳や試験の規格まで確認できたページとそうでないページがあり、数え方がそろっているかを確かめられませんでした。気になる物質がはっきりしている場合は、項目名まで載っているページで確認してください。

カートリッジはメーカーをまたいで使えますか

各社とも、自社の対応する本体を指定して公表しています。クリンスイのCPC5WはCP012・CP405・CP407などのポット型本体、ブリタのマクストラプロ ピュアパフォーマンスはクラシックタイプを除くポット型・タンク型の全モデル、トレビーノのPTC.SLVはPTシリーズ用です(2026年8月11日確認)。メーカーをまたいで使える旨の記載は、確認できた範囲では見つかりませんでした。

カートリッジのパッケージには何が書かれていますか

交換用ろ材が単体で販売される場合は、「材料の種類」「ろ材の種類」「浄水能力」「ろ材の取替時期の目安」「使用上の注意」の5つを表示することになっています(2026年8月11日確認)。浄水能力の中に総ろ過水量が入るので、パッケージからも1個で通せる量は読み取れます。

ろ過にかかる時間は比べられますか

ろ過流量は表示すべき事項に入っていますが、3社の製品ページを見た範囲では、数値が載っていたのは東レのポット型のページ(0.3L/分)だけでした(2026年8月11日確認)。ウェブ上で3社そろえて比べることは、この項目についてはできませんでした。

交換時期を過ぎたらどうなりますか

各社は取替時期の目安を示していますが、目安を過ぎた場合に何がどう変わるかについては、当サイトが確認した公表内容からは具体的に読み取れませんでした。取替時期の目安は使用水量・水質・水圧により異なることがある旨が使用上の注意として表示されるので、日付ではなく使った量で見ておくと、目安との距離が分かりやすくなります。

1Lあたりの金額は出さないのですか

いまは出していません。この記事では販売価格の金額を扱っていないため、1Lあたりの金額までは出せません。価格は取扱店の商品ページで確認してください。この記事で用意しているのは、割り算の分母になる総ろ過水量と、条件をそろえた日数までです。

この日数は、どうやって出したものですか

公表されている総ろ過水量を、1日の使用量で割っただけです。当サイトが手を加えているのは、①その割り算 ②1日2L・3L・5Lという条件を置いたこと ③105品目の表示すべき事項の見出しを数えた集計、の3か所です。総ろ過水量と交換の目安そのものは、3社の公表内容をそのまま引いています。

まとめ

浄水器は表示すべき事項が10項目ある品目で、そのうち浄水能力は、除去対象物質ごとに総ろ過水量をリットルで書くところまで決められています。「1個で何L」は各社が自由につけた数字ではなく、同じ物差しで並べてよい表示項目です。公表値はブリタ150L、クリンスイ200L、トレビーノ600Lでした。

一方で、交換の目安として出ている4週間・3ヶ月・6ヶ月は、前提の使用量が1日5.3L・2L・3Lと違うため、そのままでは比べられません。1日3Lにそろえて割ると約50日・約67日・約200日、1日5Lなら約30日・約40日・約120日です。飲み水だけなら左の列、家族でまとめて使うなら右の列を見て、自分の家がどこに当たるかを先に決めてください。そのうえで、いま持っている本体に合うカートリッジの中から選ぶことになります。1Lあたりの金額には直しておらず、各商品の販売ページで確認してください。

この記事の計算の手順は計算方法に、使っているデータ源の一覧はデータの出典一覧にまとめています。

水まわりには、買い足していく消耗品と、置いたまま電気を使い続ける機器が同じ場所に並んでいます。両方の出ていく分をあわせて見たい方向けに、水まわりで使うものの、買ったあとにかかるお金を比べた記事もまとめています。

出典・確認日

  • 表示義務項目と許容範囲:消費者庁「家庭用品品質表示法 浄水器」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/zakka/zakka_34.html)/2026年8月8日確認
  • カートリッジ1個=総ろ過水量150L、交換目安は4週間に1回(1日5.3L使用の場合)、浄水能力は15+1項目(JIS S 3201およびJWPAS B 210による試験結果である旨):ブリタ「マクストラプロ ピュアパフォーマンス」(ブリタ・ジャパン)(https://www.brita.co.jp/製品一覧/フィルターカートリッジ/マクストラプロ-ピュア-パフォーマンス)/2026年8月11日確認
  • 浄水カートリッジ1個で200Lろ過、交換目安は3ヶ月(1日2L使用の場合)、除去物質数は17+3:クリンスイ「ポット型 カートリッジ CPC5W」(三菱ケミカル・クリンスイ)(https://cleansui.com/products/cpc5w)/2026年8月11日確認
  • 交換用カートリッジPTC.SLVの浄水能力は各項目とも総ろ過水量600L(除去率80%、JIS S3201・同附属書AまたはJWPAS B.210の試験結果)、ろ材の取替時期の目安は1日3L使用の場合6ヶ月、除去項目は17項目:トレビーノ「ポット型 PT307SLV」(東レ)(https://www.torayvino.com/product/pt/pt307SLV/)/2026年8月11日確認
  • 表示すべき事項の数と、公表されている交換の目安から1年あたりの個数への換算、および公表されている総ろ過水量を同じ1日の使用量で割った日数と1年あたりの個数:上記の公表内容をもとに当サイトが集計/集計日 2026年8月11日
  • 浄水器の品目ページは、2026年8月11日にも表示すべき事項10項目・浄水能力の本文・表示方法の記載を読み直し、2026年8月8日に取得したものから変わっていないことを確かめています
  • 家庭用品品質表示法の105品目のうち、表示すべき事項の見出しに「容量」を含む品目は13、「能力」を含む品目は3(エアコンディショナー・電気パネルヒーター・浄水器):消費者庁の品目ページ105件(2026年8月8日取得)の見出しを当サイトが検索して集計/集計日 2026年8月11日
  • 1日2L・3L・5Lという使用量:当サイトが3社の公表値をそろえて見るために置いた条件(メーカーが定めた使用量ではありません)
  • ろ過流量0.3L/分、適合する本体の範囲、カートリッジの交換時期が使用状況により異なる旨:上記3社の各製品ページ(2026年8月11日確認)
  • 浄水型ウォーターサーバー「every」の1ヶ月の電気代の目安(製品仕様のページに掲載されている4機種で約401円から約623円。いずれも「約◯円/月〜」の表記。SLEEP/ECO機能を使用した場合・同社調べ)と、浄水カートリッジの交換が1年に1回で定期配送である旨:フレシャス「every 製品仕様」(https://every.frecious.jp/spec/)/2026年8月18日確認。1年あたりの金額は、公表されている1ヶ月の金額に12を掛けて当サイトが計算/集計日 2026年8月18日
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公開されているデータを集めて「買ったあとにかかるお金」を計算しています。

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